半導体メーカーが自社の解析能力のギャップを特定し、データ成熟度向上への道筋を明確化
栃木県小山市; 2022年10月13日 – 半導体リソグラフィ光源の主要メーカーであるギガフォトン株式会社(本社: 栃木県小山市、代表取締役社長: 浦中克己)は、半導体メーカーのデータ成熟度*向上を支援するe-bookと診断アンケートフォームを公開しました。
* ここでの「データ成熟度」とは、「企業において、データ、DX、AIといった要素を、業務やビジネスにおける業績向上に繋げられているかを図るための指標」を意味します。 |
e-bookでは、半導体製造プロセス、先端技術、歩留まり最適化に関する新しい考え方が紹介されています。半導体メーカーにとり、ハードウェア、分析ソフトウェア、データ管理という3つの主要分野において、自社のオペレーションにおけるデータ成熟度の重要性が増しています。
ギガフォトンが作成したモデルは、データ成熟度を「initiate」「propagate」「integrate」「automate」「radiate」の5つのステージに定義し分類します。製造企業は、17の質問からなるアンケート形式の診断評価を実施することで、上記モデルの5段階評価での位置を通じ、自社のデータ成熟度を評価することができます。
ギガフォトンの峰岸裕司氏は、こう述べています。「多くの半導体メーカーにとって、データを収集すること自体は容易です。困難なのは、データを収集することではなく、データを実用的なインテリジェンスに変換する、その過程です。より高度な製造に関するデータ分析能力を手に入れるためには、最大の障害と機会がどこにあるのかを見極めることが重要です。私たちは、製造の現場においてそれを達成できるように、成熟度モデルを設計しました。」
診断評価を終えると、回答者には個別のスコア結果と、自社のデータ成熟度をより上位のステージに移行するための提案が提供されます。
また同時に、ギガフォトンがデータの監視・管理・分析におけるギャップを埋めるために設計したソフトウェアソリューション、Fabscape ®の詳細も提供されます。Fabscapeは、オープンなエンドトゥエンドのデータおよびアプリケーションプラットフォームで、チップメーカーは装置のベンダーに依存せず、生産ラインのほぼすべてのツールでデータを取得、変換、視覚化、活用するアプリケーションを開発可能です。
報道関係者向けの連絡窓口: ギガフォトン株式会社 峰岸裕司 web_info@gigaphoton.com |